宮崎で夜遅くまで開いている店を探すと、かなりの確率で辛麺の看板に行き当たります。延岡で生まれ、いまでは県内各地、さらには県外にも広がったご当地麺です。

唐辛子・ニンニク・卵

スープは唐辛子とニンニクが効いた、澄んだ赤。挽き肉とニラ、そして溶き卵が入るのが基本形です。とんこつのイメージが強い九州のラーメンとは、まったく別のジャンルと考えたほうがいい。

麺はこんにゃく麺を選べるのが特徴です。小麦の麺より軽く、スープの辛さが素直に伝わります。夜遅くに食べても重くならないのは、この麺のおかげでしょう。

辛さは「段位」で頼む

多くの店で、辛さを数字で指定します。目安はおおむね次のような感覚です。

レベル 感じ方
1〜2 辛いものが苦手でも食べられる
3〜5 標準。地元客に一番多い
10以上 明確に辛さを目的にする領域

店ごとに基準がかなり違うため、初めての店では低めからが鉄則です。同じ「5」でも、店が変われば別物になります。

いつ食べるか

飲んだあとの〆というポジションが定番ですが、辛さで汗をかくぶん、夏の昼に食べるのも悪くありません。ニンニクが入るので、翌日の予定だけは確認してから頼んでください。

観光の食事リストからは漏れがちですが、地元の生活にいちばん近いところにある一杯です。