宮崎の観光と聞いて、まず名前が挙がる場所のひとつが青島です。周囲1.5kmほどの小さな島に神社があり、そのまわりを板を並べたような岩が取り囲む。写真で見たことはあっても、実際に立つと想像よりずっと不思議な光景です。

宮崎市街から車でおよそ30分、JR日南線を使えば青島駅から徒歩10分ほど。朝に出て昼過ぎに戻る、半日のおでかけにちょうどいい距離感です。

弥生橋を渡って島へ

島へは弥生橋という歩道橋で渡ります。渡りきると、いきなり空気が変わる。島の内部はビロウをはじめとした亜熱帯性の植物に覆われていて、真夏でも木陰はひんやりしています。

参道はそれほど長くありません。突き当たりに現れるのが青島神社です。山幸彦と海幸彦の神話にゆかりのある神社で、縁結びのご利益で知られています。境内の奥には元宮があり、そちらまで足を伸ばすと参拝客の数がぐっと減って、島の静けさを感じられます。

島を一周する「鬼の洗濯板」

神社を出たら、そのまま島の外周へ。干潮の時間帯なら、波状の岩が一面に広がる光景を間近で見られます。これが鬼の洗濯板と呼ばれる波状岩です。

  • 訪れるなら干潮前後の時間帯がおすすめ
  • 岩の上は濡れていると滑りやすいので、サンダルよりスニーカー
  • 日陰がほとんど無いため、夏は帽子と飲み物を必ず持参

一周しても20分程度。それでも、目の前がずっと日向灘という開放感は、島の外では味わえないものです。

帰りに立ち寄りたい参道まわり

橋を戻ったあたりには飲食店やカフェ、雑貨店が並んでいます。マンゴーを使ったスイーツや、地元の焼酎を扱う店も。海を眺めながら休憩して、そのまま日南方面へ南下するもよし、宮崎市街へ戻るもよし。

半日でこれだけ密度のある景色に出会える場所は、そう多くありません。宮崎に来たらまず青島、というのは、やはり理由があるのだと思います。